先月19日に肺炎で亡くなった歌手ジョニー大倉さん(本名・大倉洋一)のお別れ会が25日、東京・銀座タクトで行われた。

 開始前に長男で俳優兼歌手のケンイチ大倉(42)が会見、75年に解散したロックバンドキャロルの仲間の歌手矢沢永吉(65)に会いたがっていたことを明かした。

 「病気をしてからのおやじは『ケンイチ、永ちゃんに会いてぇな』と言っていました。キャロルもやりたがっていました」

 確執も伝えられた2人だが、その関係性について、ケンイチは「2人の問題は、矢沢さんはいい兄貴で、うちのおやじが甘えん坊の弟ということだった」と説明した。

 キャロル解散から、ちょうど40年の来年4月13日にはキャロル発祥の地でジョニーさんの故郷・川崎のクラブチッタで音楽葬が営まれることも発表された。ケンイチは「余命2週間と言われてから、1年6カ月も頑張って、誇れるおやじだと思う」。前日24日には40周年記念の限定豪華ボックス「JOHNNY

 ROCK’N’ROLL」が発売された。「おやじは、この日に、ここで復帰することを目標に頑張っていた。ここでお別れ会ができて、おやじも喜んでいてくれると思う」と話した。夜には追悼ライブが行われた。