香港俳優ジャッキー・チェン(57)が21日、約1年ぶりに来日し、都内で、100本目の出演作となる、主演・総監督を務めた歴史エンターテインメント映画「1911」(11月5日公開)の発表会見を行った。

 大震災後初の来日となったジャッキーは「ずっと日本に帰ってきたかった。日本の回復を目にして、感動しました。日本人の精神力で、日本は必ず再建できると信じています。ニホン、ガンバッテ!」と日本語を交えて話した。また「いい脚本を書いてくれれば東北で撮りましょう」と述べ、将来的に被災地で映画撮影する可能性も示唆した。

 この日、日本語版の吹き替えを担当し、ジャッキーの熱狂的ファンでもあるタレント中川翔子(26)がゲスト出演。ジャッキーに肩を抱かれると異常興奮し「生まれてきてから今日が一番幸せです!

 地球の、宇宙の、人類の大いなる財産。私の命の恩人です。すべてをささげてもいいほど大好きです。永遠に不老不死でいてください!」と叫んだ。