人気アニメ「機動警察パトレイバー」の実写版映画「THE

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 GENERATION-パトレイバー-」第1章が4月5日から公開されるのを前に都内で17日、全長8メートルの実寸大ロボット「98式イングラム」のデッキアップ(機体立ち上げ)イベントが行われた。

 筧利夫(51)演じる後藤田隊長の命を受け、主人公で操縦士の泉田明を演じた真野恵里菜(22)がデッキアップを指示。機体が立ち上がり、肩に赤色灯が灯ると、筧は「もうちょっと電池が入っていれば、歩くんですけどね。今日は立ち上がる分の電池しか用意してなかった」と笑わせた。

 25年続いたアニメの初めての実写とあって、総監督押井守氏(62)は批判も覚悟の上だったという。筧と主演真野恵里菜(22)には「『(ファンに)たたかれるよ』とは言ったが、撮影も終盤になると、この2人じゃないと後藤田隊長と泉野は演じられなかったと思った」と、2人の演技に太鼓判を押した。

 昨年3月から9カ月間、ほぼパトレイバー漬けだったという真野は、「ファンの方にどう映るか楽しみ」と自信を見せていた。

 シリーズは来年1月まで1~7章を順次公開し、ゴールデンウイークには長編シリーズが公開される予定。