8月1日、9月13日に2部作連続公開される映画「るろうに剣心

 京都大火編/伝説の最期編」の「京都大火編」一般試写会が2日、大阪市の御堂会館で行われ、初共演の佐藤健(25)と藤原竜也(32)が互いを絶賛し合った。

 今回は12年公開の続編。佐藤演じる主人公・緋村剣心の宿敵として、藤原演じる志々雄真実が登場する。かつて“人斬り抜刀斎”と呼ばれた剣心の後継者でまがまがしい人相、風体で抜群の存在感を放つ。佐藤は「志々雄は“映画史に残る悪役”と思います」。強烈な特殊メークで撮影をこなした藤原本人も「もう本当に…。気分悪くなるわ、トイレに行けないわ、ご飯は食べられないわで…。大変でした」と苦笑いで苦労を振り返った。

 一方、藤原は佐藤について「僕、打ち上げで言ったんですが…。緋村剣心として7、8カ月間、あのテンションを守りきるのは大変なはず。孤独を感じながらですから。本当にすげーと思った。僕は健くんに引っ張られて志々雄を演じ切れました」と、その役者根性をたたえていた。