俳優哀川翔(53)と小沢仁志(52)が21日、東京・アキバシアターで行われた米映画「エクスペンダブルズ3

 ワールドミッション」(パトリック・ヒューズ監督、11月1日公開)の試写会に“乱入”した。

 そしてイベントに出演中のシルベスター・スタローンのそっくり芸人スタスタローン(34)に、それぞれ銃弾3発ずつ、計6発を撃ち込み“射殺”した。

 と言っても、2人が撃ったのは撮影用の銃で、スタスタローンは無傷だった。それでもスタスタローンと、イベントで共演していたブルース・ウィリスのそっくり芸人プチ・ブルース(55)アーノルド・シュワルツェネッガーのそっくり芸人カステラ一番(45)は、「すごい怖かった。小沢さんは(撃ちながら)向かってくるから」と縮み上がっていた。

 哀川は「やられる方は怖いよね」とねぎらったが、小沢は「あいつら、ノーギャラだね」と完全ダメ出しでぶった切った。

 イベントは「エクスペンダブルズ3

 ワールドミッション」と、同じ11月1日に公開する、哀川が主演する東映Vシネマ(ビデオ専用映画)25周年記念映画「25」(鹿島勤監督)の、日米アクション映画が完全コラボして行われた。

 哀川は「25」で悪徳刑事、小沢は暴力団組長を演じる。2人はVシネで長年、共演してきたが、哀川が「(小沢と敵として)向かい合ったのは今回が初めて」と言えば、小沢も「(劇中で)殴り合ったのは初めて。(哀川とは)コンビが多い」とかみしめるように話した。

 Vシネは拳銃の撃ち合いなどハードなガンアクションが多い。哀川が「まぁ…(劇中で)殺してる方が多いな、殺されるより。(殺されたのは)50回くらい」と言えば、小沢も「俺、何千人殺して、何千回死んでるか覚えてない。結構、死んでるからね。出るたびに死んでる。殺してる人間だったら、マシンガンでエキストラ入れて2000人は超えてる」など、物騒なトークを繰り返した。

 さらに小沢は「(劇中で)最高38発、撃たれたことがある。マシンガン6人に、前から後ろから撃たれた。どこが撃たれるか分からない。真夏(の撮影で服が)薄手だったから、皮膚が飛んだ」と、シャレにならない武勇伝まで披露した。