昨年11月の第32回ホリプロスカウトキャラバン・グランプリの新人、足立梨花(15)が絶好調だ。今月から早くも2本目の出演CM「ウナコーワ」がスタート。初主演映画「愛流通センター」(今年公開)も控え、東京での高校入学と1人暮らしを始めたばかりの足立を直撃した。

 今春の中学卒業まで、三重の山奥に住んでいた。「白いヘルメットかぶって自転車登校してました。まだグランプリになってから半年もたってないのに、すごい早いことになっちゃってます」(笑い)。

 ラッキィ池田に教わったコミカルなダンスを披露するウナコーワは、古くは柏原芳恵なども出演してきた若手女優の登竜門的CMだ。「去年の夏は、北乃きいちゃんが出演していたのを見ていたのに。もう私が出るなんてびっくり。ダンスなんて人生で経験もなかったんですよ」。

 上京して1人暮らしを始めてまだ1カ月。「最近、コンビニで1000円以上の買い物をしたときに、私って大人~って思いました」とケラケラ笑う。中学校の卒業式の日にカラオケに行き、午後8時に帰宅したことで、母親に怒鳴られたという純粋を絵に描いたような足立。CMと映画で一気に知名度を高めそうだ。