テレビ朝日に今年4月に入社した新人女性アナウンサー3人が、10月からそれぞれ2本ずつのレギュラー番組を持つ抜てきを受けた。本間智恵(22)竹内由恵(22)八木麻紗子(22)の各アナウンサーで、「ミュージックステーション」や新番組「学べる !! ニュースショー」など音楽から情報、スポーツなど各種番組が割り当てられた。

 本間アナは今年5月に亡くなったフリーの川田亜子アナウンサーの後任として、10月4日から「サタデースクランブル」の司会に起用される。慶大卒で、大学の研究室でNHK教育の番組制作もしていた。「期待と不安を抱いています。新人だからこその熱意と一生懸命さで貢献したい」。

 3人の抜てきについて松苗慎一郎アナウンス部長(51)は「三者三様の個性、限りない可能性を感じさせる。ごく近い将来に視聴率を取るアナウンサーに成長してほしい」と期待している。「女子アナ人気」もあり、各局とも若手の早期起用の傾向が強まっているが、テレ朝では同期入社の競争意識も「即戦力」として期待しているという。