歌手稲垣潤一(55)が企画した究極のカバーアルバムがユニバーサルミュージックから11月19日に発売される。稲垣が中森明菜や松浦亜弥など女性歌手11人とデュエットで日本のポップスのヒット曲を歌うもので、タイトルは「男と女~TWO

 HEARTS

 TWO

 VOICES~」。全曲デュエットという業界初のカバーアルバムだ。

 曲は「あの日にかえりたい」(荒井由実)「秋の気配」(オフコース)「木綿のハンカチーフ」(太田裕美)「悲しみがとまらない」(杏里)など11曲。オリジナルはデュエット曲ではないが、今回のためにデュエット曲にアレンジ。稲垣のキーに合わせたというデュエット相手は中森、松浦のほか、小柳ゆき、トワ・エ・モアの白鳥英美子など、レコード会社の枠を超えた人選で、すべて新たにレコーディングした。

 アルバムにはカラオケ盤も付く予定で、忘年会や新年会のシーズンに向けてカラオケファンには見逃せないアルバムとなりそう。担当者は「不景気な雰囲気を吹き飛ばすようなアルバムにしたい」と話している。