14日にライブのステージ上で妊娠と結婚を明かした「グラビア界の黒船」こと米国人歌手リア・ディゾン(22)が15日、都内で結婚会見を開いた。できちゃった婚に照れながら、夫が自分の好きなところは「ビッグ・ピーチ!(大きなおしり)」と発言して会見場の報道陣を撃沈!?

 また、10日に挙式した夫がBunの名前で活動する29歳の人気スタイリストであることが、明らかになった。

 内気でボソボソと話すリアが、その瞬間だけは、大きな声で言い切った。

 「ビッグ・ピーチ!」。

 「新郎はリアさんのどんなところが好きですか?」との質問に、大きなおしりという意味の英語で答えると、照れて両手で顔を覆った。会場がざわつき、思わず司会者から「どういう意味ですか?」と、聞き直した。いたずらっぽくほほ笑むと「説明しづらいから、皆さんでご想像してクダサイ」と、ウインクした。新郎が大好きなヒップサイズは88センチだ。

 会見とは名ばかりの、取材者から質問を受け付けない変則スタイルだった。「リアは前夜に3時間も車で追跡されて、体調も思わしくありません。日本語も不便ですから」と、所属事務所が立てた司会者だけが質問した。そんな“身内”すら戸惑う、大砲さく裂の黒船トークだったが、リアは正直に答え続けた。

 新郎のBunについて名前こそ明かさなかったが「スタイリストで、29歳。体細いデス。今年1月のプロモーションビデオ撮影で、初めて仕事しました」と説明。出会ってすぐに結婚を意識して「フツウに鍋屋とか温泉とか」でデートを重ねた。共通の趣味はゲームで、彼への得意料理は「肉じゃがデス」と、誇らしげに明かした。

 照れたしぐさは小悪魔にも見えた。10日挙式の白無垢(むく)姿の写真を披露すると、わざと写真で顔を隠した。カメラマンから婚約指輪をはめた右手薬指と、結婚指輪をはめた左手薬指を顔に近づけてと、リクエストされても、両手を顔から遠ざけ続けた。

 妊娠は4カ月で、10日に挙げた神前の結婚式は米国から駆け付けた弟と3人だけで終えたという。米国籍のために手続きを終えるのは数カ月後になる。産休後の予定も未定だが、リア自身ファンの反応が一番気になるようだ。「ファンは大切な存在。ポイしないでください」と願っていた。