マッチがムード歌謡、裕ちゃんばりの色気
近藤真彦(44)がムード歌謡に初挑戦することが20日、分かった。大人の色気を感じさせる新曲「BANKA~男たちの挽歌~」を12月23日に発売する。
ジャニーズの後輩バンドと組んだ前回シングル「目覚めろ!野生」は激しいロック。今作は一転して昭和のにおいを感じさせる石原裕次郎さんばりのムーディーなメロディーだ。200曲の候補作からスロバキアの作曲家が手掛けたものを選んだ。近藤は初めて原曲を聴いた時は「難しすぎる。ボクにはできない」と戸惑ったが「22歳で『愚か者』を歌ったけど、44歳になった今も歌っている。同様に今回も22年後でも歌えるはず」と意を決した。
作詞は代表曲「ギンギラギンにさりげなく」「愚か者」を手掛けた作家伊集院静氏(58)。近藤とタッグを組むのは21年ぶり。「兄貴的な存在」と慕う伊集院氏に何年も前から作詞を依頼してきたが、ようやく念願が形になった。
歌詞は男の友情をつづったもの。大人の色香漂う楽曲の世界を壊さないよう、レコーディングではバンドの生演奏をバックに行った。「酒場で男がしんみり歌うような雰囲気にしたかった。大人になった僕らしい曲ができた」と手応えを感じている。
伊集院氏はこれまで近藤に、伊達歩(だて・あゆみ)のペンネームで22曲、伊集院静で1曲歌詞を提供した。だが、伊集院氏の名前でシングル発売するのは初めて。伊集院氏が「自分の名前でお願いします」と要請しただけあって「大人の男の歌ができました。多くの人に歌ってほしい」と自信を見せる。近藤は「みんな驚くんじゃないかな。年相応に落ち着くかと思ったらまたやらかすかも。ハッピーな曲もやるよ。それも僕らしさだと思ってもらえれば」と話した。
[2008年11月21日6時53分 紙面から]
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