石原裕次郎さん(享年52)二十三回忌法要の成功祈願と特別記念品抽選会が15日、神奈川・横浜市にある総持寺で行われた。応募総数も発表され、限定5万人に対し全国から75万1170通が届いたことが分かった。7月5日に東京・国立競技場で行われるイベント当日、当選者には特製芋焼酎とメモリアル本「昭和の太陽

 石原裕次郎」が会場で贈られる。

 高々と積み上げられたはがきの前で、渡哲也社長(67)は感激の面持ちだった。「うれしい限り。本当にファンの方々には御礼を申し上げたい」。ファンの思いが天国の裕次郎さんに届くように、という願いを込め、本殿に応募はがきを供えた法要では、徳重聡(30)ら軍団の若手とともに神妙に手を合わせた。

 75万通は重量にして2・25トン超。積み重ねれば約172メートル、40階建てビルに相当する高さになる。イベントの指揮をとる小林正彦専務(73)も「予想をはるかに上回る」とうれしい悲鳴。20日間の応募期間に全国から届いた思いを1枚も無駄にはできないと、この日は総持寺までトラックで運びこんだ。

 法要に続いて行われた抽選会では、まず渡が最初の1枚を引き抜き、さいたま市の69歳の男性の名前を読み上げた。引き続き徳重らが選び、読み上げる。住所は愛知、兵庫、神奈川、新潟…それだけでも全国津々浦々から応募があったことがうかがえた。1週間以内に全5万人の抽選を行い、偽造防止を施した当選はがきの発送に取りかかる。

 国立競技場に「寺」を建てる前代未聞のイベントまであと1カ月足らず。「混雑すると思いますが、事故のないように石原をしのんでいただければ」。75万のファンから届いた熱い便りを胸に、渡は思い新たにしていた。

 [2009年6月16日8時41分

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