近藤真彦(45)がデビュー30周年記念日となる12月12日に、新曲「MOTTO!

 MOTTO!」を発売する。デビュー曲「スニーカーぶる~す」(80年)や「ギンギラギンにさりげなく」(81年)など、当時の楽曲をほうふつとさせる、熱いロックナンバー。マッチは「デビュー当時の雰囲気はあるかもね。45になった今だから逆に素直に歌えるのかもしれない」と“原点回帰”を強調した。

 1年前に楽曲と出会い「誰にも渡すものかと思っていた」というほど気に入った作品だ。「最近ややこしい歌が多いけど、歌詞もストレートで口ずさみやすいし、シンプルでよくできた曲です。最近おとなしめな曲が続いたけれど、この曲で30周年の1発目の花火を打ち上げられる。自信ありですね」と言い切った。

 30年を振り返り「すごく長かった。ひたすら走り続けていかないといけないのは大変なこと。1人じゃやっていけない。何百人や何千人のスタッフに助けられたか分からない。ちょっとくさいけど、やっぱりファンの人が励みになりましたね」。今やジャニーズ所属タレントの最年長。「ジャニーズ事務所の性質を考えるとよくやっていけたなと思う。目標とする先輩も残念ながらいなかったし、これからも僕が目標とならなければならないよね」。

 30周年は新曲発売を皮切りにライブなどの記念イベントも検討。「30周年のお祭り騒ぎの花火を打ち上げ、後輩たちにもしっかり見てもらい、30年がいかに大変か、また30年を迎えられるように頑張ってほしいというメッセージも込めて、この1年間ガンガンいきたい」。長男坊の自覚たっぷりに記念イヤーを突っ走る。

 [2009年10月1日8時10分

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