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矢田が告白…押尾被告の薬物疑いさえなく

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押尾学被告との結婚生活や事件について初めて語る矢田亜希子
押尾学被告との結婚生活や事件について初めて語る矢田亜希子

 女優矢田亜希子(31)が17日、保護責任者遺棄致死罪などで起訴されている元夫の俳優押尾学被告(31)について、都内で初めて語った。結婚後、数カ月で浮上した女性問題、わが耳を疑いながら知った一連の事件、事件後は2歳4カ月の長男が心の支えになっていることなどを約40分にわたって涙ながらに話した。拘置中の押尾被告には「罪を反省してやり直して」と訴えた。

 押尾被告の最初の逮捕(麻薬取締法違反容疑)から7カ月がたち、矢田が沈黙を破った。「これだけ世間を騒がせた事件。押尾の元妻であった私が、自分の言葉できちんと伝えないといけないと思いました」。毅然(きぜん)とした態度で対峙(たいじ)する記者を見つめた。告白を決意したきっかけは、2歳4カ月になる長男だったという。「私が地に足を着けて、頑張って、子どもを全力で守って2人で生きていくしかないですから」。 矢田によると、06年11月の結婚後も交際中も、押尾被告が違法薬物に手を染めているとは「疑いさえ持ったことがなかった」という。それだけ信じ切っていた。結婚してすぐに妊娠が発覚。米国でアーティストとして頑張る夫を残して、出産ために単身帰国した。その直後から押尾被告の女性問題で頭を悩ませてきた。「私は彼の言うことを信じるしかない。夫婦ですから。そういうことも乗り越えてやっていきたかった」。だが、度重なる裏切りや「価値観の相違」から昨年5月には2人の判を押した離婚届を矢田が保管するようになったという。「そのころ彼の仕事はすごく順調だった。一番応援していたのは私。でも、そのころに(薬物)事件が起こった。この紙(離婚届)を提出しないと前に進めないと思いました」と振り返った。

 長男はまだ、事件のことを理解できる年齢に達していない。「いつか大きくなったら話すつもりです。それまでは、自分が子どもに胸を張れる人生を歩まないといけません」。会見中に涙ぐんだのは3回。いずれも、愛息のことを話している時だった。

 押尾被告に薬物を渡したとして、麻薬取締法違反罪で1審の実刑判決を受けた泉田勇介被告にも2回会ったという。「友人として紹介されました。だから今も事件が考えられないんです」。そう言いながら大きく首を振った。

 事件後、押尾被告とは連絡を取っていない。「何か言いたいことは?」と聞くと「麻薬取締法違反の罪では有罪判決が出ています。罪を深く反省し、誠意と責任を持って行動してほしい。やり直してほしい気持ちです」と更生を願った。

 矢田は、フジテレビ系のドラマ「刑事・鳴沢了」(放送日未定)で約1年ぶりにドラマで仕事復帰することが決まったばかりだ。「家族のためにも、応援してくれるファンの方のためにも頑張っていきます」。最後は晴れやかな表情で前を見つめた。

 [2010年3月18日9時38分 紙面から]


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矢田亜希子

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