元中日投手でNHK「サンデースポーツ」キャスターの与田剛氏(44)が、4年ほど前に30代の客室乗務員の女性と不倫し、その女性の妊娠、中絶の過去が発覚した件で、同氏と女性の間に入った都内の男性占い師が31日、日刊スポーツの取材に「この件は昨年10月、与田氏の弁護士と話し合い、自分の中では終わったこと」と話した。

 男性占い師は2年前、女性から不倫について相談を受け、その後与田氏からも女性との関係を破談にするよう相談を受けた。昨年9月、占い師は女性と与田氏の双方に請求書を送ったが、それがNHKを含めた仕事先への「口止め料」を求めたものと判断した与田氏側から、同年10月22日に警告書が送られてきたという。

 その警告書にあった「恐喝行為をエスカレートさせない」との文言について、占い師は弁護士と約束したという。「それ以降、与田氏と女性にはかかわっていない。終わったことをぶり返しても何もいいことはない。法にのっとって終わった問題です」と話した。

 [2010年4月1日8時16分

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