TOKIO長瀬智也(31)が、人気脚本家の宮藤官九郎氏(39)が書き下ろした7月期TBS系連続ドラマ「うぬぼれ刑事(でか)」(金曜午後10時)に主演することが19日、同局から発表された。

 本作は宮藤氏が初めて手掛けた刑事ドラマで、長瀬は超恋愛体質で捜査に支障をきたすほどほれっぽく、うぬぼれやすいことから「うぬぼれ」と呼ばれる刑事を演じる。基本的に1話完結で、ほとんど殺人事件絡み。サスペンス要素だけでなく、宮藤氏お得意のコメディーや人間ドラマがふんだんに盛り込まれる。

 うぬぼれ刑事が毎回、犯人(女性)に一目ぼれする物語だ。事件解決よりも、彼女に会いたい一心でまとわりついているうちに、その相手が犯人という証拠をつかんでしまう。逮捕状と婚姻届を同時に差し出し、「結婚してくれるなら逮捕しない」とプロポーズ。さらに「そこを何とか」と手錠と婚約指輪を同時に差し出すのが、お約束パターンになりそうだ。犯人は15~65歳までの女優が演じるが、男優の登場もある。長瀬は性別や年齢を問わず、毎回プロポーズすることになる。

 長瀬は「この『血が騒ぐ』感じ!

 宮藤さんと磯山プロデューサーと一緒に仕事をする時はいつもこんな感じだったなとつくづく思いました。今回もキャラクターに魂を込め、すべてをかけてやるつもりです」と意気込んでいる。うぬぼれ刑事の元恋人を中島美嘉、父親を西田敏行、行きつけのバーのうぬぼれ仲間たちを生田斗真、荒川良々、おぎやはぎの矢作兼、坂東三津五郎、要潤が演じる。

 [2010年5月20日7時21分

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