日本テレビが25日に中継したサッカーW杯の日本-デンマーク戦の午前5時から同40分までの平均視聴率が関東地区で40・9%(関西地区35・9%)と高視聴率を記録したことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。同時間帯の同局の視聴率としては過去最高。同時間帯では、NHKが放送した06年ドイツ大会の日本-ブラジル戦で、5時から6時に37・2%を記録しているが、これを3・7ポイント上回った。

 瞬間最高は、試合終了直前の5時19分と20分にマークした46・2%(関西は5時23分の41・6%)。同試合の視聴率は、午前3時から同5時までが30・5%で、3時から5時40分までの平均では33・1%だという。同局幹部は「あんな明け方にこんなに高い数字をとるなんて。南米なら国民の休日になりますよ」と喜んでいた。

 [2010年6月29日7時40分

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