歌手川上ジュリア(17)の新曲「ずっとここから」(8月10日発売)が、ABC朝日放送の夏の高校野球応援ソングに決定したことが6日、分かった。同時に「熱闘!高校野球マネージャー」に就任し、同局の番組を応援していくことも決まった。「ずっと-」は甲子園番組「熱闘甲子園」のエンディング曲としても使われる。

 過去にTUBEや渡辺美里、コブクロ、FUNKY

 MONKEY

 BABYSらも選ばれてきた「ABC

 夏の高校野球応援ソング」に、現役女子高生が名を連ねる。川上は「伝統ある番組で歌わせてもらうので、一生懸命歌います」。川上も高校3年生。「高校最後の夏を悔いのないように全力で歌いたい」と気合を入れた。

 「熱闘!高校野球マネージャー」としては、早速、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市の高田高を訪問した。「熱闘甲子園」のテーマ曲「君よ八月に熱くなれ」のアカペラバージョンを歌うため、現場の雰囲気を学んだ。仮設住宅が立ち並び、練習ができないグラウンドを見学し、女子マネジャーの仕事のユニホームの洗濯や飲み水の運搬を手伝った。

 「私は一生懸命努力すれば、いつか夢はつかめると信じるタイプ。悔いのない毎日を一緒に送りましょう」と呼び掛けた。熱い夏に、川上の全身全霊の歌声が響き渡る。