タレント上原さくら(34)の夫で建築用資材会社「KRH」(岐阜県輪之内町)の青山光司社長(39)が3年間で約1億7000万円の所得隠しを名古屋国税局から指摘されていたことが19日、分かった。青山社長は個人的に使う高級車数台を会社の経費で購入していたとして、同局の税務調査の結果、重加算税を含めた追徴課税が約3000万円であることが発覚した。同社は既に修正申告した。

 同社のホームページ(HP)などによると、青山社長は高級車を所有する“セレブ”としてテレビ番組や車の情報誌で取り上げられ、タレントの上原さくらと今年結婚した。民間信用調査会社によると、KRHは1977年設立。建築現場の足場を販売、レンタルし、昨年5月期の売上高は約61億円。

 上原は09年、前夫の起こした傷害事件についてブログで謝罪、さらに芸能活動も自粛し、同年11月に前夫と離婚した経緯もある。