堂本光一(32)主演ミュージカル「Endless

 SHOCK」(2月7日開幕、東京・帝国劇場)の制作発表が26日、都内で行われた。来年帝劇では、本作を含め、ジャニーズ事務所社長ジャニー喜多川氏(80)が作、構成、演出の作品を4作品上演することがこの日までに決まった。1年間で7カ月間、帝劇を同氏が手掛ける作品が公演される。同時に帝劇初の3カ月連続公演となる同作品で主演を務める堂本は「まだまだ良くなる」とし、進化のための部分的改造も明言した。

 今年開場100周年を迎えた帝劇に新たな歴史が刻まれる。ジャニー氏が作、構成、演出を務める作品群が、約7カ月にわたって来年の同劇場をジャックする。2012年版ギネスブックに「最も多くのコンサート(ショー)をプロデュースした人物」「最も多くのNO・1シングルをプロデュースした人物」の2部門で認定された同氏が用意しているのは「SHOCK」「滝沢革命」など既存の3作品と新作の計4作品だ。

 同劇場史上初の3カ月連続となる2~4月公演の「SHOCK」が、7カ月公演の半数近くを占める。堂本は、ジャニー氏がギネス認定された2部門の両方に大いに貢献している。昨年までにKinKi及びソロ公演は265回、「SHOCK」は751回上演。「ショー」に関するギネス記録8419回のうち、1016回は堂本と積み上げたもの。そして、来年もジャニー氏作品の主軸になる堂本は「貢献したという気持ちはまったくないけど、ジャニーさんの言っていることはいつも最先端。ジャニーさんの演出でやれることはうれしい」と話した。

 堂本にとっては4カ月連続公演になる。00年に初演した本作は初めて帝劇以外でも上演され、来年1月7日から約1カ月間、博多座公演が行われる。主演の堂本は第2幕の改造を決意した。3時間25分の上演時間を3時間前後に短縮。「ジャニーさんに『ユー、いったいどこまでやり過ぎるんだ』と言われて。よりミュージカル的にギュッと凝縮したものにしたい」。

 その代わりに目玉も用意する。故マイケル・ジャクソンさんの振付師、トラビス・ペイン氏に1シーンの振り付けを自ら依頼。来週には渡米し、話し合う予定だ。堂本の意気込みも受け、帝劇を運営する東宝は「『SHOCK』などの作品をアピールしていく上で、ジャニーさんのギネス認定は追い風になりそうですね」と話している。【近藤由美子】

 ◆帝国劇場

 1911年(明44)3月に開場。ルネサンス風フランス式建築で、オペラ、新劇、歌舞伎などを上演した。映画上映館に転用された後、64年に「アラビアのロレンス」上映を最後に建て替えのため旧帝劇は閉館。66年9月に新帝劇は地下6階、地上9階、最大1950席の大劇場として新開場した。69~84年には、日本レコード大賞の発表会場としても使用された。