米俳優シルベスター・スタローン(65)の出世作となった名作映画「ロッキー」がミュージカル化されることが11日、分かった。スタローンは出演せず、世界ヘビー級の全王座を独占しているプロボクサーのビタリ・クリチコ(40)ウラジミール・クリチコ(35)のウクライナ人兄弟とタッグを組んでプロデュースを手がける。来年11月にドイツ・ハンブルクで初演し、その後は英語版による世界ツアーも予定されており、日本上陸もありそうだ。

 「ロッキー」は、76年にスタローンの脚本・主演で公開された。賭けボクシングの賞金で生活をしていた三流ボクサーのロッキーが世界王者の対戦相手に指名され、誰もが簡単にノックアウトされると思った試合を判定に持ち込む姿を描いた。当時スタローンは無名だったが、感動的な作品は世界的に大ヒットした。米アカデミー賞の作品賞、監督賞などを受賞し、スタローンは大スターとなった。

 ミュージカル版は、ロッキーと恋人エイドリアンとのラブストーリーに焦点を当てるという。音楽は、リン・アーレンズ氏とスティーブン・フラハーティ氏が担当し、映画でおなじみの「Gonna

 Fly

 Now(ロッキーのテーマ)」「Eye

 of

 the

 Tiger」なども登場する。クリチコ兄弟は、ロッキー役となる主演俳優(未定)にボクシング・トレーニングの指導も行うという。感動の名作がステージでよみがえる。