カバー曲「ベイビー・アイラブユー」や映画「BRAVE

 HEARTS

 海猿」の主題歌「ビリーヴ」で知られる歌手シェネル(30)が結婚することが4月30日、分かった。お相手は米国人トップダンサーで、シェネルの振付師も務めるG・マディソン(29)。交際期間は4年。交際開始記念日の今月3日に米ロサンゼルス郡に婚姻届を提出し、近親者だけで挙式を行う。

 「ラブソング・プリンセス」の異名を持つシェネルが本物の愛をつかんだ。夫となるG・マディソンとは共通の知人を通じてパーティーで知り合い、意気投合。09年5月3日、交際をスタートさせていた。

 マディソンは、ロスを拠点にするダンサー。ビヨンセやリアーナのPVに出演するなど、米国ではトップクラスのダンサーとして活躍している。交際をきっかけにシェネルの振り付けも担当するようになり、昨年は仕事でシェネルとともに来日していた。

 シェネルは昨年7月、都内で行われたアルバム「ビリーヴ」発売記念イベントで、七夕の短冊に「1億円の結婚式がしたい」と書いた。同時に、同年代の米国人の恋人がいることを明かし「絶対にかなうと信じている」と言った。その言葉通り、交際4年の記念日に2人はゴールインする。婚姻届を提出し、カリフォルニア州内のブドウ畑で、家族や親しい友人だけを招いたささやかな結婚式を挙げるという。1億円の豪華な結婚式よりも、アットホームな挙式を選んだ。

 それぞれ仕事が順調で一緒にいることが限られるが、毎日、スカイプ(インターネット電話)で連絡を取り合っているという。シェネルはマディソンにほれ込んでおり、のろけワードを次々と繰り出した。「素直でやさしい。自分の仕事や夢に対して野心的。一緒にいて楽しい。スイートでロマンチック。何でも話してくれ、何でも聞いてくれる。セクシー!

 大きいハートの持ち主。誠実。やることすべてに愛を込める。繊細。最高のキスをしてくれる!

 まだまだいくらでも言えるけど、ここまでにしておきます」。

 新曲は、結婚を意識した楽曲に仕上げている。今日1日からデジタル配信する新曲「アイ・ウィル」は、アップテンポなウエディングソングで、「愛し続けるよ

 I

 will

 逃さないよ」などと、永遠の愛を誓う言葉がつづられている。「ベイビー・アイラブユー」や「ビリーヴ」とともに、日本の結婚式定番ソングになることも考えられ、シェネルは、公私ともに幸せに満ちた時を迎えている。

 ◆シェネル(Che’Nelle)1983年3月10日、マレーシア生まれ。10歳でオーストラリアに移住し、現在はロサンゼルス在住。07年シングル「ラブ・ウィズ・DJ」でデビュー。11年カバーアルバム「ラブ・ソングス」は47万枚を売り上げ、収録曲「ベイビー・アイラブユー」は250万ダウンロード(DL)。昨年のアルバム「ビリーヴ」は33万枚を売り上げ、収録曲「ビリーヴ」は150万DL。159センチ。血液型O。

 ◆G・マディソン(Grandison

 Madison)1983年6月9日、米カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。ジェニファー・ロペスなどの大物歌手のツアーに参加。昨年はリアーナのグラミー賞パフォーマンスで、バックダンサーとして出演。米人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」にリポーターとして出演。昨年全米放送のマクドナルドのCMに出演。タレント活動も行う。体脂肪率9%。185センチ。