かわいいバッテリーが大歓声を浴びた。20日に行われた「日本生命セ・パ交流戦」の西武対巨人(西武ドーム)始球式に子役タレントの小林星蘭(せいらん=9)と佐藤瑠生亮(るいき=9)が登場した。

 交流戦が10周年ということで、今年10歳になる2人に白羽の矢が立った。かわいらしいユニホーム姿で球場入りすると早速肩慣らし。グラウンドに登場するとまずはマウンド上で「巨人のトップバッター長野選手を倒す作戦」をひそひそと打ち合わせ。この結果、投手が小林、佐藤が捕手に。交流戦の応援大使を務める小林は3回目の始球式で、落ち着いたもの。大きく振りかぶって投げたボールは三塁方向にそれたが「昨年は95点だったけど、今年は97点。2点上がったのは前よりボールが少し遠くに投げられたから」と喜んだ。佐藤も「グラウンドに立ったのは初めて。練習の時、選手とキャッチボールできて最高でした」と笑顔で振り返った。