タレントあびる優(28)が19日、都内で夫の格闘家才賀紀左衛門(さいが・きざえもん=25)と結婚会見を開いた。リクエストを受け、異例の「キス4回」を披露するなど終始ラブラブ。プライベートでも親交が深い、歌手和田アキ子(64)にも感謝した。

 会見終盤、2人は写真撮影に臨んだ。才賀が自らあびるを「お姫さま抱っこ」すると、あびるは「キャー」と叫び、まくれたスカートを直した。カメラマンからキスショットをリクエストされると、才賀があびるの頬に2度、キス。今度は、あびるが才賀の頬にキス。最後はお互い目をつぶり、唇と唇で3秒間、濃厚なキス。無数のフラッシュを浴びると、あびるは歯を見せて大笑い。才賀も目を細めて照れ笑いした。

 今月15日、2人で婚姻届を提出したという。出会いは昨秋で、今年3月に知人を介した食事会で再会。「そこからは速いスピードでした」(あびる)といい、交際半年でのゴールインとなった。才賀は「僕からアプローチしました。優ちゃんはすごくきれいで優しいので、大好きだよ、大好きだよ、ってたくさん言いました。1日50回以上…」と明かした。あびるも「毎日、プロポーズしてくれてます」と笑顔でのろけた。

 互いの魅力についてあびるは「とにかく、優ちゃん(=私)を大好き過ぎるところ。優しさ、おだやかさ、正義感、癒やしがある。年下なのに一生懸命に協力してくれて、精神的な支えです」とベタ褒め。さらに「体が心配。入れる保険があれば何でも入りたい」と格闘家の夫を気遣った。才賀も「全部好き。一緒にいてすごく落ち着きます」。それぞれ「ひらめき婚」(あびる)「ゾッ婚」(才賀)と命名した。

 現在互いの家を行き来し新居を探している最中。ケンカはほとんどない。才賀は「とにかくずっと仲良く。僕はずっと好きなんで。浮気されないようにいい男になります」。あびるも「結婚会見はこの1回きりにしたい。子どもは授かりものですけど、1人っ子じゃなければいいな…」と才賀を見つめ、2人でうなずき、照れ笑い。ラブラブオーラ全開だった。【横山慧】

 ◆あびる優(ゆう)本名・阿比留優。1986年(昭61)7月4日、福岡県生まれ。母は元女優の中山貴美子。01年テレビ東京系「おはスタ」アシスタントで芸能界デビュー。昨秋、それまで交際していたF1ドライバー小林可夢偉と破局。156センチ。血液型A。

 ◆才賀紀左衛門(さいが・きざえもん)本名同じ。1989年(平元)2月13日、大阪府生まれ。07年12月に「K-1甲子園U-18日本一決定トーナメント」出場。その後もK-1各試合に出場。足技が武器。昨年3月にDDTでプロレスデビュー。169センチ。