3人組テクノポップユニットPerfume(パフューム)が、初の米国公演を成功させた。9日のロサンゼルス公演に続き、15日(日本時間16日)、ニューヨーク市内中心地にあるハマースタイン・ボールルームのステージに立った。今年は結成15年、メジャーデビュー10年の節目。3度目の世界ツアーで夢を実現させた。

 会場は皮膚や髪の色が異なるファンが駆けつけ、キャロライン・ケネディ駐日大使の長男の姿もあった。公演前日から会場外に列が作られ、一番乗りはニューヨーク在住で芸術撮影の仕事に就くニックさん(22)。高校時代からファンで「ダンスが楽しく、ダンスコンセプトが気に入っている」。テキサスから来た大学生フレディさん(22)は列の2番目。「ロス公演は1番に並んだのに残念。彼女たちのパーソナリティーが好き。ステージが一番の魅力さ」。前夜の最低気温は2度だったが「彼女たちのためなら気にならない」。