NHKは25日、大みそかの第65回NHK紅白歌合戦の曲順、曲目を発表した。

 単独初出場のHKT48が、昨年まで浜崎あゆみが6年連続で務めたトップバッターに抜てきされた。

 平均年齢16・3歳。NHK側は「初出場の若いグループ。指原莉乃さんも元気なキャラクターで、スタートダッシュにふさわしい」と説明。元気いっぱいなロック調の「メロンジュース」で幕開けを彩る。この日、福岡・HKT48劇場で行われた公演でキャプテン穴井千尋(18)は「トップバッターにふさわしいステージができるように元気に頑張りたい」と意気込んだ。

 AKB48は番組終盤に起用された。昨年は大島優子が卒業を電撃発表した時間帯で48・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を記録。同番組の視聴率年間1位に貢献した。楽曲は、オリコン年間ランキング5位で、心の内側をプラカードにして掲げるというテーマの「心のプラカード」に決定。うわさされる小嶋陽菜(26)らの卒業発表や、来年迎える10周年に向けてのプロジェクトを、プラカードでサプライズ発表する可能性がある。

 SKE48とNMB48は、同一枠での出場。別々の楽曲を続けて披露し、郷ひろみとのスペシャルダンス対決で盛り上げる。