韓国出身の男性グループBIGBANGが18日、海外アーティスト初の2年連続5大ドームツアーを京セラドーム大阪で締めくくった。G-DRAGON(26)が「今日は最後です。楽しんでください」と5万人に呼びかけると「はーい」の大歓声が会場に響いた。

 ファンと距離を縮めたいという理由で、費用約30億円をかけたセンターステージのセットをツアーで初めて設置。360度どこからでもメンバーの姿を楽しめる演出を実現した。公演は最終日でもあり、ファンをステージに招く演出もあり、予定した3時間を約30分もオーバーした。

 ファンの関心は、12年「ALIVE」以来の新アルバム発売だ。公演前の会見でG-DRAGONは「夏には出す」と明言。公演中も「リーダーの自分の言葉に責任を持つ」と誓った。SOL(26)も「これからはソロでなく5人でやらないといけない」。最後は5人そろって「よろしくお願いします」と頭を下げた。この場面は全国148の映画館で実施したライブビューイングでも流れた。

 ツアーは15公演で約74万人を動員。韓国デビューから10年の節目になる今年も日本で走り続ける。