第64回カンヌ映画祭「監督週間」部門選出の園子温監督(49)の「恋の罪」が海外から強い関心を持たれている。配給元の日活によると、18日の時点で海外10カ国・地域から配給の要請があり、英、香港とは契約が成立したという。同作が公式上映されたこの日は、園監督と主演の1人、神楽坂恵(29)が出席。神楽坂は「(撮影中)何度も人生の岐路に立たされた。役をきちんとできなかったら女優をやめて実家に帰ろうと思った。それくらいの思いを込めた作品」とあいさつした。劇中では、神楽坂のほか水野美紀(36)冨樫真(37)とのトリプル主演でいずれもオールヌードを披露している。