嵐の相葉雅紀(31)が単独で映画初主演することが24日、分かった。「100回泣くこと」で知られる作家中村航氏の小説「MIRACLE

 デビクロくんの恋と魔法」の映画化で、山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」をモチーフにした作品。男女4人のラブストーリーで、相葉はやさしすぎてちょっとヘタレな漫画家志望の書店員を演じる。

 配給のアスミック・エースの荒木美也子プロデューサーは相葉の起用について「日本の良心で善人の象徴のような人。彼の笑顔を見ているだけで幸せになります。全員善人のストーリーで、その中核を担う人は彼しかいない」と話した。実写映像に加え、アニメ、CGも盛り込まれる予定。「ディズニー映画のような子供から大人まで夢がかなう気分のクリスマス映画にしたい」という。メガホンをとる犬童一心監督は、07年の嵐主演映画「黄色い涙」も手掛けており、「相葉さんで映画を撮りたかった」と喜んでいるという。

 相葉は漫画を描く場面などもあり、プロに習うなど着々と準備を進めている。「クリスマスイブは僕の誕生日でもあるので、この作品に携われることに運命を感じています!

 僕がサンタクロースとなって皆さんに『MIRACLE』を届けます」と意気込みを語っている。

 大活躍が続く嵐の各メンバーはそれぞれ映画主演を経験しているが、意外にも相葉はこれが初主演。これでメンバー5人全員が映画単独主演を果たしたことになる。撮影は来年1月開始予定で来年秋公開。

 相葉の幼なじみを栄倉奈々(25)、“運命の女性”で照明デザイナーを韓国女優ハン・ヒョジュ(26)、大学時代の同級生で超売れっ子漫画家を生田斗真(29)が演じる。相葉と栄倉は映画初共演。相葉と同じジャニーズ事務所の生田との共演は97年舞台「Stand

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 Me」以来。ヒョジュは日本映画初出演となる。