乃木坂46と欅坂46が、バラエティーで初共演し、かつ“初対決”することが19日、分かった。今月29日放送のテレビ東京系特番「乃木坂工事中SP 乃木坂46&欅坂46合同忘年会!」(深夜0時30分)に、両グループのメンバーが総出演する。

 同局系の乃木坂46冠番組「乃木坂工事中」(日曜深夜0時)にとって初の特番。司会のバナナマンの2人も出演する。さらに、同局系の欅坂46冠番組「欅って、書けない?」(日曜深夜0時35分)司会の土田晃之(44)も見守る。2グループ総勢50人以上のメンバーが「タライ寸止め」「連想ゲーム」「常識クイズ」などで対決し、豪華賞品を巡って相まみえる。それぞれの代表曲をパフォーマンスするコーナーもある。

 今年4月にデビューした欅坂46は、乃木坂46に続く「坂道シリーズ」の妹分グループ。これまでフジテレビ系「FNS歌謡祭」などの音楽番組で同じステージに立ったことはあったが、バラエティーでの共演は初めてとなる。先輩たちの冠番組で、欅坂46メンバーがどれだけ爪痕を残せるか注目される。

 このほど都内で行われた収録を終えて、欅坂46平手友梨奈(15)は「欅坂は声が低い子が多いので、ワントーン声の高さを上げてから話さないとだめだなと思いました」としみじみ。菅井友香(21)も「乃木坂46さんは1人1人が積極的に動いていて、勉強になりました」と話した。

 一方、乃木坂46生駒里奈(20)は「せっかく姉妹グループなので、今後もこうやって一緒に何かをやる機会を作っていきたい」と訴えた。関係者によると、最近は「坂道シリーズ」のメンバー間でも少しずつ交流が増えており、両グループが登場する別の企画も検討していくという。それぞれ大みそかのNHK紅白歌合戦出場を決めており、勢いに乗る「姉妹」の絆は深まっていきそうだ。

 ◆「乃木坂工事中」 11年10月から放送開始した、乃木坂46初の冠番組「乃木坂って、どこ?」の後継番組として昨年4月からリニューアルスタート。シングルリリースのタイミングごとに、スカイダイビングや坂道ダッシュなどの体当たりのヒット祈願に挑戦したり、バナナマン日村勇紀から自腹プレゼントがもらえる「日村賞」を巡って争ったりする。