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読んで振り返る2013芸能ニュース

「半沢直樹」が、今世紀連続ドラマ最高視聴率

 7月期に堺雅人の主演で放送されたTBSドラマ「半沢直樹」が大ヒット。1話の19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)から右肩上がりで最終第10話では、ドラマでは今世紀最高の42.2%をマークした。同作は、メガバンクを舞台に部下に責任を押し付ける上司の不正を暴く主人公の活躍を描き、決めぜりふ「やられたら、やり返す。倍返しだ」は流行語になった。原作になった池井戸潤氏による小説「半沢直樹シリーズ」も大ヒット。続編も確実視されている。

みのもんた次男逮捕、「朝ズバッ ! 」降板

 9月11日に日本テレビ社員の次男が窃盗容疑で警視庁に逮捕されたことを受け、父親のみのは謝罪をしながらも、「30歳を過ぎた別人格の人間が起こした事件」と主張。一方でTBS系「みのもんたの朝ズバッ ! 」など報道2番組の出演は自粛。その後も、ラジオ番組などで「私が起こした事件ではない」などと主張したが、世論の風当りは強く、TBS側との協議の上、10月25日に2番組降板を発表した。翌26日の会見では「親の責任を感じた」と話す一方で、「騒がれなかったらやめなかった」と恨み節も口にした。

タモリの「笑っていいとも」終了を発表

 10月22日の放送中に、来年3月に32年間続いた番組が終了することを司会のタモリが発表した。ごく一部の関係者にしか知らされおらず、当日に出演していたバナナマン設楽統らも驚きを隠せなかった。同番組は02年4月、放送開始5000回目達成記念に生放送の長寿番組として、03年版ギネスブックに認定された。88年4月29日には、昼の時間帯では異例の高視聴率27.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。以降も長く高視聴率を得て同時間帯のトップを走っていたが、近年は1ケタ台中盤で定着し、裏番組を下回る日もあった。

「あまちゃん」で、さまざまな現象

 4月7日から9月29日まで放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」が大ヒット。ヒロインのアキ(能年玲奈)らが驚いた時に言う「じぇじぇじぇ」は流行語になり、母親役の小泉今日子が歌った「潮騒のメモリー」など挿入歌もヒット。関連のCD計5作が、オリコンチャートでトップ10入りした。ロケ地になった岩手県久慈市には観光客が大挙押し寄せ、岩手県経済研究所の試算では、同県全体の経済波及は32億8400万円。放送終了が近づくと、視聴者が喪失感を覚える「あまロス(あまちゃんロス症候群)」なる新語も誕生した。

前田敦子、尾上松也が真剣交際

 恋愛禁止ルールのあるAKB48を卒業して1年の9月25日、日刊スポーツの報道で前田の初ロマンスが発覚した。お相手は歌舞伎界のイケメンプリンスの松也だった。2人は今年に入って知り合い、映画や舞台鑑賞が共通の趣味とあって急接近。互いの母親に報告し、家族公認の交際を続けている。前田の事務所は「プライベートは本人に任せてあります」とコメント。報道は大反響を生み、市川海老蔵は自身のブログで「うけた。笑った。しかし松也、大丈夫かね(中略)。なにはともあれ人生初の1面おめでとう」と記した。

三国連太郎さん死去

人気映画「釣りバカ日誌」シリーズなどで知られる俳優三国連太郎さんが4月14日に急性呼吸不全のため死去した。90歳だった。「飢餓海峡」など重厚な作品で圧倒的な存在感を発揮。「釣りバカ」では親しみあふれるキャラクター、スーさんを演じて多くのファンから愛された。怪優と称された徹底した役作りで知られる一方、私生活では4度の結婚を経験した。長く確執があった長男の俳優佐藤浩市は父親としての三国さんについて「そりゃ、ひどいよ。僕たちの間に介在していたのは、役者という言葉だけです」と話した。

島倉千代子さん死去

大ヒット曲「人生いろいろ」などで知られる歌手島倉千代子さんが11月8日、肝臓がんのため死去した。75歳だった。亡くなる3日前に自宅で、南こうせつが作曲した「からたちの小径」を録音。その際に録音した「人生の最後に、素晴らしい、素晴らしい時間をありがとうございました」というメッセージが、東京・青山葬儀所で営まれた葬儀・告別式で流され、参列者の涙を誘った。私生活では離婚や乳がん、巨額の借金を何度も背負うなど苦労も絶えなかったが、持ち前の明るさと胆力で、ファンを最後まで楽しませた。

大島渚さん死去

「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」など話題作、問題作で知られる映画監督の大島渚さんが1月15日、肺炎のため死去した。80歳だった。96年に脳出血で倒れたがリハビリを経て、99年映画「御法度」で復帰。その後症状が悪化したが、右半身まひなどと闘いながら療養を続け、復帰を目指していたが、かなわなかった。懸命の介護を続けてきた妻の女優小山明子は「私なりに充実していました」。コメンテーターとして「朝まで生テレビ」などに出演し、歯に衣(きぬ)着せぬご意見番としても親しまれた。

やなせたかしさん死去

「アンパンマン」シリーズの原作者で漫画家のやなせたかしさんが10月13日、心不全のため死去した。94歳だった。糖尿病、心臓病に加え、腎臓と肝臓にがんが見つかっていた。4カ月前の映画「アンパンマン」の舞台あいさつでは「もうすぐ死ぬんだよ、俺は。体中、悪いとこだらけ」と話していた。記者や三越宣伝部のデザイナーなどを経て61年に「手のひらを太陽に」を作詞。54歳だった73年に「あんぱんまん」を生みだし、88年にアニメ化されて大ヒット。遅咲きながら、日本中の子供たちに夢と希望を与えた人生だった。

宇多田ヒカル悲痛、藤圭子さん自殺

 「圭子の夢は夜ひらく」などで一世を風靡(ふうび)した歌手藤圭子さんが8月22日、東京・新宿のマンション13階から飛び降り自殺した。62歳だった。夫の音楽プロデューサー宇多田照実氏が長年にわたって心の不安定さを抱えていたと文書で明かした。また遺言書に従って、通夜と葬儀・告別式は行わないと発表した。娘の宇多田ヒカルは自殺から5日後の同27日朝、東京・目黒の碑文谷会館で遺体と対面した。藤さんと照実氏の確執なども報道されたが、ヒカルがホームページでこれを否定。母への思いも合わせてつづった。

指原莉乃がAKB48選抜総選挙でまさかの1位

 HKT48指原莉乃(21)が6月8日に横浜・日産スタジアムで行われた「第5回AKB選抜総選挙」で総選挙史上最多15万570票で初の1位に輝いた。2位のAKB48大島優子に1万票以上の差をつける圧勝。5月22日の速報結果1位の勢いをそのままつなげた形となった。発表直後は「すごくびっくりして涙も出てこない」。1年前の総選挙直後に過去の恋愛スキャンダルを報じられ、博多に異動するなど激動の1年だったが、まさかの1位で世間を驚かせた。AKB48グループの新時代突入を印象づける新女王誕生となった。

宮沢りえが稽古2日半で代役舞台を演じきる奇跡起こした

 宮沢りえ(40)が5月10日、東京芸術劇場で上演された舞台「おのれナポレオン」のステージに立ち、心筋梗塞で降板した天海祐希(46)の代役を完璧に演じきり、総立ちの拍手を浴びた。引き受けてからわずか2日半の稽古で臨んだ。130を超えるせりふもよどみなく、時にはアドリブを入れる余裕を見せるなど、女優としてのスキルの高さを発揮。失敗のリスクも高かった代役舞台で女優として評価を高めた。演出の三谷幸喜氏も大絶賛した。りえは千秋楽以降もコメントしなかったが、後に「本当は怖かった」と告白した。

桜田淳子が22年ぶりにステージ復帰

 11月26日にデビュー40周年を記念したCDの発売記念イベントを東京・銀座博品館劇場で開催。歌手としての公演は30年ぶりだったが、鼻にかかりながらも透明感あふれる声は健在だった。「これで芸能活動再開か」と思わせたが、桜田が霊感商法への関与が指摘されている統一教会(世界基督教統一神霊協会)の信者であることから、現実的にはスポンサーのつく芸能界の大きな仕事を得ることは難しいとみられている。元所属事務所のサンミュージック側も「統一教会を脱会しないとうちでの復帰はない」とした。

市川団十郎さん死去

 2月3日、肺炎のため死去。66歳だった。歌舞伎を代表する大名跡の12代目。昨年12月の中村勘三郎さん死去に続き、歌舞伎界は大きな打撃を受けた。団十郎さんは、04年5月に急性前骨髄球性白血病と診断された。その後、病院を退院し、舞台復帰したが、05年に再発。06年5月に舞台に本格復帰した。骨太で明るく、おおらかな芸風で親しまれたが、12年12月に体調不良を訴え、肺炎の疑いで治療を続けていた。亡くなる前には、妻の希実子さん、長男市川海老蔵、小林麻央夫妻らが病院に駆けつけ、最期をみとった。

松浦亜弥と橘慶太結婚

 歌手松浦亜弥(27)と男性3人組ユニットw―inds.のボーカル橘慶太(27)が8月4日、婚姻届を提出した。01年冬から交際を始め約12年間、互いを支え合ってのゴールインとなった。トップアイドルとして走ってきた松浦は「私の青春には、すべて彼がいます」とコメントした。松浦は11年夏、子宮内膜症を告白し芸能活動を制限するようになったが、橘が献身的に支え続けていた。10月、ハワイ・オアフ島で挙式した。年内結婚に向け準備に入ったことは、日刊スポーツ元日付で報じていた。

堺雅人と菅野美穂結婚

 俳優堺雅人(39)と女優菅野美穂(35)が4月2日に婚姻届を提出した。堺が直筆ファクスをマスコミに送り発表した。昨年1月撮影が始まった映画「大奥〜永遠〜 右衛門佐・綱吉篇」の共演で知り合った。堺が撮影中から菅野に好意を寄せ、映画公開後の昨年12月ごろから結婚を前提にした真剣交際をスタート。今年3月、2人の所属事務所が4月上旬の結婚を発表していた。交際開始わずか約4カ月のスピード婚となった。12月現在、妊娠は明らかになっていない。2人は結婚後も俳優、女優として活躍中。

ロンブー淳結婚

 お笑い界きってのモテ男、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(39)が9月17日、家事手伝いの元モデル香那さん(29)と結婚した。自身が司会を務める、同日生放送されたテレビ朝日系「ロンドンハーツ」特番の中で自らサプライズ発表した。かつて交際したことがある「元カノ」で、約1年前に復縁し極秘交際の末ゴールイン。香那さんは高身長美女で、同番組で流れた包容力のある人柄や気配りなど良き伴侶ぶりが話題となった。数々の美女と浮名を流した淳が、12月の40歳誕生日を前にケジメをつけた格好となった。

矢口真里離婚

 「47.5センチ身長差カップル」で話題だった元モーニング娘。矢口真里(30)と俳優中村昌也(27)が5月30日、離婚した。11年5月の結婚から約2年だった。今年5月20日発売の週刊誌で、矢口がモデル男性を都内の自宅寝室に招き入れ中村と鉢合わせしたと報じられ、世間をにぎわせた。矢口はその後レギュラー番組を次々、事実上の降板。10月13日には芸能活動無期限休業を発表した。11月12日発売の週刊誌では、矢口が同モデルと半同居生活を送っていると報じられるなどゴタゴタ続き。矢口の仕事復帰は不透明だ。

ナイナイ矢部結婚

 ナインティナイン矢部浩之(41)が昨年末TBSを退社したフリーアナ青木裕子(30)と3月27日、婚姻届を提出した。約3年の交際を経てゴールインした。なかなか結婚しないカップルとして話題になっていたが、相方岡村隆史がホストを務める生放送ネット番組に飛び入り出演し、サプライズ発表し、世間を驚かせた。2人は4月6日に生放送されたフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ ! 」の中で披露宴を実施。9月28日、青木が妊娠5カ月、来年3月第1子を出産予定であることが分かった。

サザン5年ぶり活動再開

 リーダー桑田佳祐率いるサザンオールスターズが6月24日、約5年ぶりに活動再開することを発表した。08年以来のシングル「ピースとハイライト」を8月7日に発売し、8月から10年ぶりの野外スタジアムツアーを開催した。08年8月の公演を最後に無期限活動休止に入り、メンバー5人は個々の活動をしていた。今年はデビュー35周年。8月31日には桑田の故郷、神奈川・茅ケ崎市の茅ケ崎公園野球場で13年ぶりのライブも行い、盛り上げた。活動再開発表後、所属事務所アミューズの株価が上がるなど大きな話題となった。

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