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読んで振り返る2013サッカーニュース

W杯組み合わせ決定!日本代表は「幸運の組」に!!

 2014年W杯ブラジル大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が、12月6日にブラジルで行われ、日本はコートジボワール、ギリシャ、コロンビアと同組になった。FIFAランクはいずれも日本より上位だが、W杯優勝や準優勝の経験はなく、日本の決勝トーナメント進出が期待できる組み合わせになった。

日本代表がW杯5大会連続出場決定

 日本代表が5大会連続5度目のW杯出場を決めた。W杯アジア最終予選は6月4日、埼玉スタジアムで行われ、1―1でオーストラリアと引き分け。最終戦を待たずにB組2位以内が確定し、2014年W杯ブラジル大会の出場権を獲得した。ホームでのW杯切符獲得は初めて。これで日本は3大会連続の「世界最速予選突破」となった。

日本代表、コンフェデ杯3戦全敗。世界との差を痛感…

 各大陸の代表チームで争われるコンフェデレーションズ杯で、日本代表は1次リーグで敗退した。開催国のブラジルに0-3、イタリアに3-4、メキシコに1-2で3戦全敗。特にイタリア戦は本田のPKと香川のスーパーゴールで2点を先行しながら、勝ちきれないなど、ショックの残る大会になった。

広島が逆転でJ連覇!!

 広島が史上4クラブ目となるJリーグ2連覇を果たした。リーグ残り2戦で、首位横浜との勝ち点5差をひっくり返す大逆転だった。最終節で自力Vの可能性は残されていなかったが、首位横浜が敗戦。2-0で鹿島に完勝して、優勝をたぐり寄せた。主将でエースのFW佐藤寿人は、今季17得点でチームを引っ張った。

15年からJ1で2ステージ+ポストシーズン制導入決定

 これまで1シーズン制で優勝を決めていたJ1リーグが、2015年から2ステージ制に変更される。リーグとしての収益を上げるための措置。各ステージ2位以内、年間勝ち点で3位以内に入れば、年間優勝の可能性が残される。ただし、一部サポーターには反発の声が根強く残っている。

名門磐田がまさかのJ2降格!

 リーグ年間優勝3回を誇る磐田が、1994年のJリーグ参入以来初めてJ2に降格することが決まった。今季は開幕から出遅れ、6月から関塚隆監督に再建を託したが、3試合を残して陥落が決定した。FW前田がシーズン最初にゴールを決めたクラブがJ2に降格する「デスゴール伝説」が昨季まで7年連続で続いていたが、今季は皮肉にも自分たちが落ちてしまった。

柏がナビスコ杯制覇、ACLは4強入り

 柏が11月2日、ナビスコ杯決勝で浦和を1―0で下し、99年以来14年ぶり2度目の優勝を果たした。前半終了直前にエースFW工藤壮人が先制し、反撃を封じた。11年J1、12年天皇杯に続き、3シーズン連続で国内主要タイトルを手にした。今季は結束力を武器にアジア・チャンピオンズリーグでも4強入りするなど、「太陽王(レイソル)」が黄金時代の扉を開いた。決勝ゴールの工藤は大会MVPに選ばれた。

徳島が四国勢初のJ1へ。G大阪、神戸はJ1復帰!

 徳島ヴォルティスが、四国勢初のJ1昇格を果たした。J2リーグ戦を4位で終え、J1昇格プレーオフに進出。千葉、京都を連破し、J2参戦9年目で悲願を達成した。1955年創部の大塚製薬が前身。クラブ名は、イタリア語で渦潮の「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた。

2014年からJ3のスタートが決定!

 来春からJ1、J2の下部組織としてJ3が新たに発足する。初年度はJFLからの9チーム、地域リーグからグルージャ盛岡、J1、J2の若手で作るU―22選抜チーム、J2、JFLの入れ替え戦で敗れたチームの計12チームでリーグ戦が行われる。J3入りすれば降格はない。さらに門戸を広げてチーム数を拡大するかは今後、検討される。

なでしこジャパンが東アジア杯でまさかのV逸

 11年ドイツW杯を制し、昨年のロンドン五輪では銀メダルを獲得したなでしこジャパンだったが、7月の東アジア杯で3連覇を逃した。初戦の中国戦は2-0で好スタートを切ったが、北朝鮮に0-0のドロー、3戦目の韓国戦では1-2で敗れた。アジア勢に負けるのは5年ぶりだった。なでしこの戦い方が研究され、世代交代も思うように進まず、カベにぶち当たった。

マンU香川がプレミアリーグでハットトリック

 3月2日にホームのオールドトラフォードで行われたノリッジ戦で達成。英スカイスポーツは10点満点で全選手中最高の9点をつけて「素晴らしいフィニッシング。ハットトリックにふさわしい」と絶賛した。英ガーディアン紙もマン・オブ・ザ・マッチに選出した。ハットトリックはプレミアリーグではアジア人初。欧州主要1部リーグ所属選手でも稲本、中村、高原に次ぎ、日本人選手4人目(通算5度目)の快挙となった。

マンUファーガソン監督退任・モイズ監督就任

 最後のシーズンとなった12―13年シーズンを含め、27シーズンでリーグ優勝13回、欧州王座2回を獲得したマンチェスターU・ファーガソン監督が勇退。エバートンを率いていたモイズ監督にバトンタッチした。ファーガソン監督は最後に4度目の受賞となる年間最優秀監督にも選出され、花道を飾った。新任のモイズ監督はファーガソン監督以上にフィジカル重視で、当初は香川も先発から外れていた。だが徐々に実力を認められつつあり、出場機会も増えている。

Bミュンヘンが3冠達成

 ハインケス前監督のもと欧州チャンピオンズリーグ(CL)、ブンデスリーガ、ドイツ杯の3冠を達成した。特に欧州CLでの戦いぶりは圧巻だった。準決勝でバルセロナと対戦。オランダ代表FWロッベンが2試合で3ゴールを挙げるなど活躍し、2戦合計7-0と圧勝した。芸術的にパスをつなぎ一時代を築いたバルセロナから最強の称号を奪い去った。Bミュンヘンは決勝ではドルトムントを下し、準優勝だった前年度の悔しさを晴らした。現時点で世界最強という意見に異を唱える者は少ない。

グアルディオラ氏、Bミュンヘン監督に就任

 ジョゼップ・グアルディオラ氏(42)はバルセロナを退任後、米ニューヨークなどで充電期間を過ごしていたが、13|14年シーズンからBミュンヘンの監督に就任した。3冠を達成したハインケス前監督をリスペクトする姿勢を見せながらも、当初から「ペップ流」のチーム作りを徹底。ドイツ代表DFラームを中盤の底へ配置するなど、選手たちに複数ポジションでのプレーを要求し、新たな良さを引き出した。ブンデスリーガ独走中で、欧州CL連覇も視野に入れる。

メッシが史上初4年連続4度目のバロンドール

 1月7日に12年のFIFA(国際サッカー連盟)年間表彰式が行われ、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(25)が、史上初の4年連続4度目のFIFAバロンドール(世界年間最優秀選手)に輝いた。クラブと代表で91得点を記録。元西ドイツ代表FWミュラーの85得点を40年ぶりに更新し、得票につなげた。元フランス代表MFプラティニを超える4年連続の戴冠。4度の受賞も同代表MFジダンら名だたる選手を上回り史上最多となった。

ブラジルの至宝ネイマールがバルセロナへ移籍

 ブラジル代表FWネイマール(21)が6月3日、バルセロナと正式契約し、入団会見を行った。サントスに支払われる移籍金は5700万 ユーロ (約74億円)。バルサでは09年にインテルミラノから獲得したFWイブラヒモビッチが推定8700万 ユーロ (約113億円)でクラブ史上最高額とされていたが実際はFWエトーとの金銭付きトレードで、支払われたのは4600万 ユーロ (約60億円)。そのためネイマールがクラブ史上最高額となった。

ベッカムが引退

 元イングランド代表主将のMFデービッド・ベッカム(38)が、パリサンジェルマンで優勝を飾った昨季限りで引退した。英スカイスポーツの取材で、引退を意識した瞬間を「メッシに抜かれた時」と冗談交じりに振り返りつつ、王者として身を引くことを選んだと強調した。マンチェスターU、Rマドリード、米MLSギャラクシー、ACミランと渡り歩き、ビクトリア夫人や子供の話題など、ピッチ内外で人々の視線を独占してきた貴公子は、引退後は米MLSでオーナーになることを目指している。

リバプールのウルグアイ代表FWスアレスが耳にかみつき

 ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(26)が、4月のチェルシー戦で相手DFイバビッチの右腕にかみついた。後半20分にゴール前で競り合って、止められた際の出来事だった。主審には見逃されたが、映像にはっきりと映っていた。この事件でスアレスには10試合の出場停止処分が下された。スアレスはアヤックス時代の10年にも相手にかみつき、7試合の出場停止となった「前科」があり、すっかり悪役キャラが定着してしまった。

ベールがRマドリードへ移籍

 ウェールズ代表MFギャレス・ベール(24)が今夏、トットナムからRマドリードへ移籍した。移籍金は9100万 ユーロ (約118億円、当時のレート・1 ユーロ =130円)で、C・ロナルド(Rマドリード)の約122億円に次ぐ、史上2位の高額移籍となった。ベールは初出場となった9月14日のビリャレアル戦でいきなりゴール。Rマドリードでの初出場初ゴールは、元ブラジル代表FWロナウド、元イングランド代表MFベッカム、そして現エースのC・ロナルドらに続く快挙。

女子米国代表FWワンバックが同性婚

 米国のエース、アビー・ワンバック(33)が今年10月、所属先のウエスタン・ニューヨーク・フラッシュのチームメート、サラ・ハフマン(29)と結婚し、世間を驚かせた。自身の短文投稿サイト、ツイッターに「サラと私は、皆さんのすべての愛情とサポートに対し感謝の意を表します。これ以上の幸せはありません。素晴らしい1週間でした」とつぶやき、周囲への感謝を示した。2人は米国のチームで、日本代表MF澤穂希とチームメートだったこともある。

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