自民党の古屋圭司・衆院議院運営委員長は17日、16年7月に開いた政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書で過少に記載し、政治資金規正法の虚偽記載の疑いがあるとした朝日新聞報道について、疑惑を否定した。ただ、取材に「報告書と入金状況を確認させたが、ほとんど差がない」と、金額不一致の可能性もほのめかした。

 野党は古屋氏による詳細な説明を要求し、政府与党内でも、菅義偉官房長官らから説明を求める声が広がっている。