自民党の甘利明幹事長(72)は、衆院選(31日投開票)の前哨戦とされた参院静岡、山口両選挙区の補欠選挙から一夜明けた25日、東急田園都市線桜新町駅前を皮切りに5人の候補者応援演説を行った。

与野党対決で1勝1敗に終わった補選には触れなかったが、野党共闘で政権交代を狙う立憲民主党を批判。「立憲は共産党と組んだ。(共産党は)日米安全保障に反対する、経済安全保障に異議を唱える、天皇制も問題意識を持っている。そういう党が政権を握っていいのでしょうか」。集まった有権者に政権選択選挙であることを強調した。