「地球情報館第３土曜日開館」イベント開催
- 水圧実験では子どもたちから驚きの声があがった
海と地球の研究所“ＪＡＭＳＴＥＣ”による「地球情報館第３土曜日開館」が１８日、同横浜研究所地球情報館で開催された。半球スクリーンなどを備えた映像展示室や図書館を開館。水圧実験、地球シミュレータの見学ツアー、子ども向けおはなし会など盛りだくさんのイベントを行った。
開館の午前１０時になると、ファミリー層中心の参加者約３０人が会場に集まった。まずは「水の力を確かめよう！〜水深１０００メートルの水圧ってどのくらい？〜」と題した水圧実験。耐圧容器内の発泡スチロールのコップがギュッとちぢむと、子どもたちから驚きの声があがった。続いては、「地球シミュレータ」見学ツアー。地球温暖化や地震・津波の予測研究などで利用されているスーパーコンピュータが一般公開された。さらに「子ども向けおはなし会」では、深海にすむ生き物について、画像を使って紹介。記入方式のクイズも実施され、参加者たちは満足そうに会場を後にした。横浜市から訪れた三枝リュウ君（９）は「楽しかった。ゴエモンコシオリエビやギンザメが好き」と笑顔を見せていた。
水圧実験にビックリ
- スーパーコンピュータが一般公開された
横浜研究所地球情報館は通常、土・日曜日や祝祭日は休館。施設を身近に感じてもらうために数年前から毎月第３土曜日は開館してイベントを行っている。コーディネーターの福本聡子さんは「リピーターも多いのですが、参加したお子さんが自分で知識を広げていく様子を見るとうれしいですね」と話した。
フォト・ヨコハマ２０１４期間中では、２月１５日と３月１５日にも行われる。入場は無料。
詳しくはこちらから http://www.jamstec.go.jp/j/
