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静岡・下田がグランプリ/高校生写真サミット

団体賞グランプリの下田高写真部の組み写真「横浜歌謡」(下)
団体賞グランプリの下田高写真部の組み写真「横浜歌謡」(下)

 3日間にわたってヨコハマ創造都市センターで開催された第2回「Nikon Top Eye 高校生写真サミット」が2日、盛況の内に幕を閉じた。全国から選ばれた15校の写真部員45人が横浜市に集結。同市の代表的な撮影地で技術や作品性を競った。プロ写真家による審査、講評、講演なども行われた。

 最終日のこの日は、コンテスト結果が発表された。団体賞のグランプリに下田高(静岡)の「横浜歌謡」が選ばれた。1つのテーマを3枚の写真で表現する組み写真の表彰。同校は伊勢佐木町ブルース(青江三奈)、横浜ルージュ(北川大介)、よこはまたそがれ(五木ひろし)など横浜市を舞台にした歌謡曲をテーマに、ゆかりのある場所や色、風景を撮影して表現した。清野飛遊主将(3年)は「正直うれしくて泣きそうです。事前にテーマは用意していたけど、撮影した2日間で写真をうまく集められた。緊張した写真のプレゼンも満足の出来だった」と振り返った。

ニコンイメージングジャパンが高校写真部を支援

団体賞のグランプリに輝いた静岡・下田高の生徒たちと写真家テラウチマサト氏(右)
団体賞のグランプリに輝いた静岡・下田高の生徒たちと写真家テラウチマサト氏(右)

 主催の株式会社ニコンイメージングジャパンは79年に全国の中、高校写真部に向けて応援マガジン「Top Eye」を創刊。フォトコンテストの開催やプロ写真家によるアドバイスを通じて部活動を支援してきた。昨年より、直接写真部員を支援するイベントも立ち上げ、今回が2回目となった。Top Eye年度賞の最優秀賞に輝いた八代白百合学園(熊本)は「まさか表彰されるなんて。積み重ねが評価されたと思う。他校の作品を見て刺激になったし楽しかった」と桑田有理さん(3年)が代表して喜びを語った。



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