深度６５００メートル！ 深海生物の写真展開催
- ダイオウグソクムシの標本
海と地球の研究所”ＪＡＭＳＴＥＣ”による『フォト・ヨコハマ２０１４×ＪＡＭＳＴＥＣ「深海」』が１月１８日、同横浜研究所地球情報館でスタートした。有人潜水調査船「しんかい６５００」などのカメラがとらえた深海生物の写真約７０点を展示。ダイオウグソクムシやゴエモンコシオリエビの標本など珍しい深海生物も見ることができる。
会場に入ると、施設の各所に深海生物の画像が掲出され、小さな深海を訪れたような気分になる。まさかの場所にも展示されているので、隠れ画像の発見も楽しみ方の１つ。画像は、深度６５００メートルまで潜ることができる有人の潜水調査船「しんかい６５００」などで収集したもの。来場者たちは、カグラザメなどの貴重な画像や会場中央に配置された深海生物の標本などをじっくりと眺めていた。
まさかの場所にも展示！
- 地球情報館には地球のさまざまな姿を映し出す直径３メートルの大型半球スクリーンがある
ＪＡＭＳＴＥＣは、研究船や潜水調査船、無人探査機などさまざまな機器を使って海や地球を研究。広報課の長谷部喜八さんは「このイベントをきっかけにＪＡＭＳＴＥＣの活動に理解を深めてもらえたら」と話した。
横浜研究所は、スーパーコンピュータを駆使して地球環境変動の解明と予測を行う拠点。その地球情報館では、大きなスクリーンで海や地球などの映像が楽しめ、さらにＤＶＤや図鑑などがそろった図書館も利用できる。イベントは入場無料で、開催は３月２８日まで。
詳しくはこちらから http://www.jamstec.go.jp/j/
