ミスター＆ゴジラも！報道写真で振り返る１３年
- 写真展は月別で昨年起きたニュースを振り返ることができる
「２０１３年報道写真展」が日本新聞博物館（横浜市中区）で開催されている。東京写真記者協会（新聞、通信など３４社加盟）による報道写真約２５０点を展示。テーマ別や月別の構成で１年を振り返っている。
会場の入り口付近には、２０年東京五輪開催決定や富士山の世界文化遺産登録、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞ダブル受賞のコーナーなどを設置。さらに、来場者が月別で国内外で起きたニュースを振り返ることができるような写真配置もされている。また同展では、各地の写真記者協会が選定したグランプリ作品も新たに追加展示された。
上原胴上げ写真で本紙記者が奨励賞
- グランプリは読売新聞社の「見せましょう！ 日本の底力を」
今年の優れた報道写真に贈られる各省のグランプリは、さいたま市のＪＲ南浦和駅で７月、ホームと車両に挟まれた女性を、駅員と乗客らが車両を押し救出した場面を撮影した読売新聞社の「見せましょう！ 日本の底力を」。日刊スポーツ新聞社からは菅敏記者の「上原、世界一の胴上げ投手」がスポーツ部門（海外）で、奨励賞を受賞した。
一般社団法人日本新聞協会の山野克仁博物館担当は「同じ出来事でも記者によって撮り方や切り口が違います。撮影した記者の思いも感じてもらえたら」と話した。日本新聞博物館の入館料は一般・大学生５００円、高校生３００円、中学生以下無料（各種割引制度あり）。開催は３月３０日まで。関連イベントとして２月１５日に記者講演会、３月１５日に親子写真教室を開催する。
申込や詳細はこちらから http://newspark.jp/newspark/
