先週の中央競馬のメイントピックスはなんと言っても横山和生騎手(30)&横山武史騎手(24)による兄弟同日重賞制覇。先にレースを終え、兄のレース結果を知った横山武史騎手が口にした「横山兄弟最強だわ!」が記憶に新しいですね。

そして今週も“タケシと和生”が、函館から話題になるかもしれません。

とは言っても横山兄弟ではなく、人馬のコンビ。17日(土)ダート1000メートルの新馬戦で、ディーマジェスティ産駒のタケシ(牡、長谷川)がデビューを迎えます。その鞍上に選ばれたのは、横山和騎手です。

14日の最終追い切りにも横山和騎手が騎乗。函館ダートで5ハロン70秒9-12秒4をマークしました。谷川助手は「ジョッキーは『動くようになってきている』と話していました。前向きさがあって、ゲートも大丈夫ですよ」とコメント。過程は順調そうです。

伯父に11年武蔵野S覇者のナムラタイタンを持ち、血統的にも力がある同馬。デビュー戦でどんな動きを見せてくれるのか、今から楽しみです。【阿部泰斉】