昨年甲子園、春夏連続4強の秀岳館(熊本)が、圧勝発進した。

 3回に1点を先制すると5回には一気に7得点。新チームから捕手に転向した幸地(こうち)竜弥捕手(3年)が、2死満塁から左翼へ満塁本塁打を放つなど、自慢の猛打が爆発した。

 幸地は「打ってやろうという気持ちだった。自分の得意なコース(真ん中やや内より)の直球だったので、フルスイングしました」とお立ち台で恥ずかしそうに振り返っていた。

 先発の背番号10の左腕、川端健斗投手(3年)は8回5安打1失点(自責0)の好投を見せ「腕が振れて良かった」と白い歯を見せていた。