阪神が獲得調査を行っていた村田透投手(30=インディアンス3A)が来季も米国でプレーする決断を下したことが2日、分かった。

 村田は大体大から07年の大学・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。だが1軍登板がないまま、10年に戦力外となり、翌年から米国へ。5年目の今年6月にメジャー初登板を果たした。3Aでは27試合に登板してインターナショナルリーグ最多勝となる15勝4敗、防御率2・90と安定した成績を残した。阪神は動向を調査していたが、今オフの阪神入りの可能性は消滅した。