日本ハム大谷は、今季4度目の登板でも勝てなかった。ロッテ戦に先発し8回4安打2失点。5与四球とコントロールにも苦しみ「テンポがよくなかった。(敗因は)いろいろあると思います。先制点を入れられているので厳しくなる」と悔やんだ。

 前回登板の楽天戦(8回5安打1失点)と同様、1本の適時打が命取りに。「0で抑えて1点取れば勝てるけど、なかなかそういうわけにもいかない。(味方は)打てるときもあれば打てないときもある。できるだけ最少失点でいくしかない」。防御率は1・86。打線との巡り合わせも悪いが、ローテの柱が勝たないと、チームは波に乗れない。9回に1度は追いついたチームは、延長10回に突き放され、今季初の同一カード3連勝はならなかった。

 ▼大谷の与四死球5以上は4月1日ソフトバンク戦(静岡、6回1失点)の5四死球(3四球、2死球)以来、今季2度目、通算6度目。自己ワーストは8で、14年8月17日西武戦(西武ドーム、7回3失点)と14年9月3日楽天戦(札幌ドーム、7回2失点)の2度あり、7四死球が1度、5四死球が3度。