広島が20日、マツダスタジアムで指名練習を行った。野手はレギュラー組が休養となる中で、交流戦17試合に出場した松山竜平外野手(31)も練習に参加した。

 「いい状態をキープしろということだと思う」と前向きにとらえ、若手とともにフリー打撃などで汗を流した。

 交流戦では3本塁打を記録するなど持ち前の長打力を発揮。交流戦前まで2割7分6厘だった打率も、3割3厘まで上昇した。「パ・リーグの投手にも力負けしない打撃ができた。いい状態にあるので、(相手投手が)右で結果を残せれば、左でも使ってもらえるようになると思う。そのためにも自分の状態をしっかりしたい」。

 リーグ戦再開初戦の23日阪神戦はメッセンジャーの先発が予想され、松山のスタメン出場も濃厚。リーグ戦再開後もバットでチームをけん引し、左翼の定位置奪取を目指す。