西武の出陣式が26日、埼玉・所沢市内の西武第2ビルくすのきホールで行われた。

 辻発彦監督(59)を始め、コーチ陣、選手が参加。集まったファン2952人の前で今季に向けた決意を示した。

 辻監督は「我々はやっと踏み出したばかり。選手たちには、間違いなく(昨季)最後の試合で負けた悔しさが残っている。今季は必ず優勝したい。優勝の二文字に向け、最後まであきらめずに頑張って参ります」と力強く誓った。

 15年ぶりに西武に復帰した松井稼頭央外野手兼テクニカルコーチ(42)はファンの前で背番号「7」のユニホーム姿を初披露。「お帰り~」という多くの声援に迎えられ「最高ですね。15年ぶりのくすのきホールも懐かしい。ここから始まるんだな、と身が引き締まる思い。ライオンズでは日本一になっていない。所沢でパレードがしたいので、どんな形でもいいのでチームに貢献したい。そのために、しっかりアピールしていきたい」と決意を新たにしていた。