日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が24日、午前9時ごろに成田空港へ来日した。

 欧州遠征ではブラジル、ベルギーにそれぞれ敗戦。ブラジル戦の序盤の20分は「圧倒された印象があった」とふり返ったが、ベルギー戦については「90分を通して面白いゲームができた」とした。攻撃面を最大の修正点に挙げ、「毎試合6回、7回とチャンスがくるわけじゃない。分析してなにができるのか考えて準備しないといけない」と話した。

 12月には東アジア杯がある。指揮官は「Jリーグの選手にとって自分を見せる場」と国内組の奮起に期待を寄せた。本大会に向けたメンバー選考については大枠は定まってきているというが、「何人かはわからないが、新たな選手にチャンスを与えたい」と活躍する選手がいれば招集したい考えを示した。「Jリーグの選手は強豪国と対戦する機会があまりなかったので、東アジア杯で見極めたい」と、新たな才能の発見を楽しみにしていた。