横浜が「バルサ式」で新たなファン獲得に乗り出す。Jクラブとしては初めて、独自に開発したiPhone(アイフォーン)用アプリ「横浜F・マリノス

 コレクションカード」を無料配信することが16日、分かった。今日17日からAppストアで配信される。

 選手や、リーグ戦の試合をテーマにした多彩なデジタルカードを収集・保存できるアプリ。GPS(位置情報)と連動したチェックイン機能もあり、横浜みなとみらいのマリノスタウンや、日産スタジアム、ニッパツ三ツ沢球技場など、クラブ関連の施設を訪れることで入手できる限定カードもあり、ファンに新たな娯楽を提供する。欧州では近年、スペインの強豪バルセロナが独自にアプリを10個以上も開発するなど、スマートフォン戦略に力を入れている。横浜も、今回を皮切りに選手個人をテーマにしたアプリなども開発していく方針。

 チームは前節C大阪戦で引き分け、勝ち点48でリーグ首位に立っている。名門に倣い、若年層をターゲットにした新たな経営戦略も武器に9年ぶりのタイトルへ突き進む。