慶大池辺がアピール弾/神宮野球
<明治神宮野球大会>◇3日目◇16日◇神宮、同第2球場◇大学、高校の部=準決勝4試合
慶大(東京6大学)の池辺啓二外野手(4年=智弁和歌山)が、今日17日のドラフト会議へ向け、豪快弾でアピールした。上武大(千葉・関甲新)との準決勝。1点を追う7回、宮田泰成内野手(1年=東北)の逆転2ランに続いて連続本塁打、これが決勝アーチとなった。昨年の覇者・東亜大(中国・四国)も決勝へ進出。4年ぶり優勝を狙う慶大と覇を競う。高校の部の優勝は、柳ケ浦(大分)−愛工大名電(愛知)で争われる。
慶大を引っ張るトップ池辺が、決勝初進出を狙う上武大にとどめを刺した。7回、宮田に逆転2ランが飛び出した直後、初球をフルスイング。打球は中堅右の中段近くまで飛んで行った。リーグ戦通算10本塁打している池辺だが「今まで打ったことがないホームラン。自分でもびっくりです。(プロへ)アピールできました」。価値ある決勝アーチに笑みがこぼれた。
柔軟な打撃に長打力もある外野手として、プロがマークする。だが、このタイプは人材豊富で、今日のドラフト会議で指名されるかは微妙。そんな状況から社会人の新日本石油に入社を内定した。それでも「指名があれば、プロで力を試したい」が本心だ。今日17日は決勝戦がスタートするころドラフト会議も始まる。「気にはなるが、決勝に集中する。ここまできたら優勝したい」。4年ぶり秋の大学日本一とプロ指名のダブルおめでたがなるか。
[2004/11/17/09:28 紙面から]
写真=慶大・池辺は試合後インタビューを受ける
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