堺の母娘刺傷、血を浴びた逃げる男目撃
大阪府堺市の民家で主婦沢真喜子さん(51)と二女の歯科衛生士やす子さん(21)が男に刺されて死傷した事件で、事件直後、沢さん宅近くの路上を上着に血の付いた若い男が走っているのを住民が目撃していたことが12日、分かった。
やす子さんが見た犯人の男と服装などの特徴が似ていたため、堺南署捜査本部は、犯人の可能性が強く徒歩で逃げたとみて、周辺の聞き込みを続けて行方を追っている。
近所で沢さん宅のほかに呼び鈴を鳴らされた家がないことも判明。通り魔的犯行ではなく、明確に沢さん宅を狙って襲撃したとの見方を強め、家族らにトラブルがなかったか調べている。
調べでは、服に血が付いた男が目撃されたのは、事件発生時刻の10日午後2時5分ごろで、沢さん宅から北西に向かう路上。男はベージュのような色の上着姿で、髪は短かったという。
やす子さんが目撃した犯人も短髪で、同系色のジャンパーを着ていた。捜査本部は、男が返り血を浴びたまま逃げたとみている。
犯人の男は沢さん宅の呼び鈴を鳴らし、玄関に応対に出た真喜子さんを襲撃。家の中まで追い回し、途中でやす子さんの顔にも切りつけ、和室の掃き出し窓から外に出たとみられる。終始無言だったという。
捜査本部が近所の聞き込みをしたところ、同時刻ごろに自宅の呼び鈴を鳴らされるなどした家は1軒もなかった。
[2006/1/12/15:56]
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