今度は大和証券SMBCが誤発注
13日午前の東京株式市場で、大和証券SMBCが、三井住友フィナンシャルグループ株の売買で誤った大量の売り注文を出していたことが分かった。別の会社の株式について受けた2万5000株の売り注文を、三井住友株の売り注文と銘柄を誤って発注した。
大和証券SMBCなどによると、13日朝、機関投資家から電話で注文を受けたアシスタントが伝票に書く際に銘柄名を誤って記入。トレーダーが取引開始直前に成り行きの売却注文を東証に出した。同日午前9時5分、ミスに気づき注文を取り消したが、一部が間に合わず、一株113万円で1万3417株売却する取引が成立した。同社は午前中にほぼ全株を買い戻したが、発注ミスによる損失額は約3億円に上った。
親会社の大和証券グループ本社は、発注ミスの原因について「単純な社名の伝達ミスがあった。三井住友フィナンシャルグループ株では執行されることもある規模の注文だったため、担当者が端末の警告表示を解除して発注した」と説明している。
東京株式市場では昨年12月、みずほ証券によるジェイコム株の大量発注ミスが起こって異例の現金強制決済に発展。今月5日には、日興シティグループ証券が日本製紙グループ本社株の売買で誤発注したばかり。相次ぐ不手際で証券各社は、機関投資家向けの売買管理体制の見直しを迫られそうだ。
三井住友株は13日午前9時5分、前日終値に比べ5万円安の112万円まで急落。その後、急速に買い戻され、午前の終値は2万円高の119万円だった。売買代金は、東証一部全体で2番目の大商いとなった。大和証券SMBCは三井住友海上火災保険と銘柄名を取り違えたもようだ。
[2006/1/13/13:54]
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