磐田福西、新潟戦でのゴール宣言
磐田MF福西崇史(28)が、今日16日のアウエー新潟戦でのゴールを宣言した。開幕後5戦で勝ち点わずか4、総得点3という「貧攻」を打開すべく、自ら攻め上がる。ボランチながら「リスクを冒しても、前に出たい」と、得点に直結するプレーを優先させる意気込みだ。
福西が珍しく、試合前日からゴールへの意欲をむき出した。「とにかく新潟戦に勝たないと、もう先はない。自信を失ったまま連戦を続けても意味がない。僕が前線のスペースに出ていくことになるでしょう」。疲労性の腰痛で出場を回避した13日の千葉戦は、1−3の完敗。ピッチ外から見た屈辱的な敗戦に、もう黙ってはいられない。
福西が前に出ればドラマが生まれる。2月9日、W杯アジア最終予選北朝鮮戦のロスタイムに、FW大黒の決勝点を演出。3月5日の開幕戦横浜戦では、がむしゃらにゴール前で競り合った執念が実り、「神の手ゴール」で勝利を呼び込んだ。現在の低迷ムードを吹き飛ばすには、再び福西マジックが欲しい。
故障者続出に悩む山本監督にとっても、福西の復帰はありがたい。「福西はまだ腰が痛いだろうけど、やってもらうしかない」と期待を込めた。FWグラウが左足裏を痛めて再離脱。両ひざ痛を抱えるFW崔も遠征から外れた。前田とカレンの若き新2トップには、福西の後方支援が欠かせない。「守りを固めても、0−0や1−1の引き分けならいらないでしょ。今は点を取らなければ、自信は取り戻せない」。福西は本気だ。【大石健司】
[2005/4/16/11:27 紙面から]
写真=練習前のストレッチに集中するMF福西(右)
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