久保間にあった!3戦連続玉田と2トップ
【マンチェスター(英国)29日=田 誠、西尾雅治、永井孝昌】今日30日にアイスランド代表と対戦する日本代表のジーコ監督(51)は注目の2トップに国内組の久保竜彦(27=横浜)と玉田圭司(24=柏)を指名。4月の東欧遠征で活躍した2人が欧州組を押しのけて3戦連続で先発する。また中田不在で司令塔となるMF中村俊輔(25=レジーナ)を軸にした新布陣でアイスランドの高さとスピードに挑む。6月9日のW杯予選インド戦へ向けた3連戦がいよいよ始まる。
ジーコ監督が下した最終結論は久保と玉田の国内レフティーコンビだった。マンチェスターCの本拠地での公式練習。円陣で選手に指示を与える。4月の東欧遠征に続く今回の英国遠征。欧州アウエー戦で強化を掲げるジーコ監督は日本のエースとなった久保の起用を決断した。
「メディカルチームが中心になり彼の毎日の動きを確認していた」。遠征初日から右ひざ痛を訴え、27日まで別メニュー調整。だが久保の返事は「出たい、やります」だった。久保はまだ痛みを口にしているが、それでも「その一言で十分だった。彼がやれるということはかなりの自信があるということ」と期待を寄せた。
今やジーコジャパンに欠かせない黄金の左足。欧州のアウエー戦(ハンガリー、チェコ)で代表初の2戦連発を決め、一気にジーコジャパンのエースに台頭した。28日の紅白戦で再合流。動きは鈍かったが、それでも玉田とのコンビで得点に絡んだ。
FW6人が招集された今回の英国遠征。欧州組と国内組が3人ずつ呼ばれ、生き残りをかけた戦いだった。その中で久保は最初から別格だった。ジーコ監督からも「一番重要なインド戦に合わせてくれ」と指示されていた。高原が肺動脈血栓塞栓(そくせん)症を再発させて離脱。サンプドリア退団の柳沢も評価を下げ、国内組の2人が代表戦3戦連続で先発となった。
一方、中盤は欧州組が軸になる。中田不在に対応した新3バックのトップ下で中村をテスト。ジーコ体制では初のポジションで、しかもリーグ戦で満足に出場していないが「彼はゲームに出ること、プレーすることが必要」と強調した。イングランド戦へ弾みをつけるためにも、新布陣でアイスランドの壁を突き破る。
[2004/5/30/09:14 紙面から]
写真=紅白戦で玉田(右)とツートップを組み出場した久保。左は茶野隆行(撮影・たえ見朱実)
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